何度か仄めかしたつもりだがね、ま、ダイレクトに言っとくよ。
こうなんだよーー、少なくともミレールによれば。
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「不安セミネール」において……そこでは、剥奪、フリュストラシオン、去勢、想像的ファルスおよび象徴的ファルスに基づいていたあらゆる構築物を一掃するような、大きな一掃が行われている。dans le Séminaire de l'Angoisse … là vous avez un grand coup de chiffon qui efface toutes les constructions qui reposaient sur la privation, la frustration, la castration, le phallus imaginaire et symbolique.(J.-A. MILLER, Orientation lacanienne III,6 - 5/05/2004) |
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"grand coup de chiffon"とはここでは「大きな一掃」と訳したがね、ま、直訳すれば「ボロ切れショット」の憂き目にあったんだよ、剥奪、フリュストラシオン等々は。 以前(2019年)にも、さる人に訊ねられて、雑なメモを掲げたことがあるがね、▶︎「欲求要求欲望の弁証法のお釈迦」 不安セミネール10のミレール版は2004年に出版されたのであってーーもちろんそれ以前に音声版の文字起こしを読んでいたラカニアンもいるがーー基本的に2004年以前のラカン解説書というのはボロが多いんじゃないね。何度か言っているが、後期ラカンの教えの鍵であるフロイトの『制止、症状、不安』に正面から向き合ったのは不安セミネールが初めてで、その後、主にセミネール22で振り返っているのだが、このセミネール自体、いまだミレール版は上梓されておらず(たぶんもう止めた)、音声文字起こし版のみの流通だがね。 |